俳優草なぎ剛(48)主演のフジテレビ系カンテレ制作の連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10時)の第2話が23日に放送された。同時間帯にはツイッターで「#罠の戦争」がトレンド入りを果たした。

草なぎ演じる主人公、鷲津亨(わしづ・とおる)は愛する家族を傷つけられた議員秘書。第1話では鷲津が息子の泰生(白鳥晴都)を歩道橋から突き落とされた事件をもみ消そうとする犬飼(本田博太郎)に激しい怒りの炎を燃やし、息子の命を軽んじた犬飼を失脚させようと決意。第2話では私設秘書の梨恵(小野花梨)、新人秘書の眞人(杉野遥亮)の協力を得て、まずは大臣の懐刀である、政策秘書の虻川(田口浩正)を排除する作戦に打って出る。

虻川の鷲津に対する卑劣な態度がツイッター上ではにぎわいを見せ「虻川さん」「鷲津さん」もトレンド入りした。虻川については「虻川さんはまた出てきそうで怖い」「今後、虻川さんが罠(わな)を仕掛けてこないか」「今週のMVPは虻川さんを演じる田口浩正さんだな」などのコメントが寄せられた。

鷲津に対しても「鷲津さんの表情 驚きから怒りに変わって 絶望…復讐(ふくしゅう)の顔になってく やっぱりすごい!」「鷲津さんの悔しさと悲しみが…静かに そして熱く 弱いものの痛み せめて想像ぐらいしてみろよ」「鷲津さんの表情が場面ごとに静かに変化する様に鳥肌が立つ。役者草なぎ剛、分かってはいたケド、改めてすごい…!!」などと書き込まれていた。

「罠の戦争」は草なぎにとっては6年ぶりの連続ドラマ主演作で、ジャニーズ事務所退所後、初の民放連続ドラマ主演となる。「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾は、弱者による強き権力者への報復劇。今回は愛する家族を傷つけられた議員秘書、鷲津が主人公。知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、あしき政治家を失脚させる痛快なリベンジエンターテインメント。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた男が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに壮絶な報復を行う。