俳優中村梅雀(67)主演のテレビ東京系ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」(27日開始、金曜午後8時)の記者会見が24日、オンラインで行われ、中村と内藤剛志(67)、平岡祐太(38)が見どころなどを語った。

中村主演の単発人気ドラマ「機捜235」と、同じく警察小説の名手、今野敏氏原作の同局人気ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕」がコラボレーション。伝統の金曜8時枠の連続ドラマとして届ける。

「機捜235」は初の連ドラ化で、中村は「非常に驚きました。こんなさえないおっさんが主役で地味なドラマなので」と語りつつ「強行犯係とコラボ。なるほどねと。原作者が同じなので十分ありえるなと思いました」と喜びを語った。

中村と内藤は同じ1955年生まれの同学年でもある。中村は「同じ昭和30年生まれというだけで共通する経験がたくさんある」とし「そういうことを思い出しつつ、若手の相談に乗ったりしています」。内藤は「(中村とは)音楽の話とかしていますね」と明かした。

2つの人気ドラマが掛け合わさることについて、中村は「プラスではなくて、倍になった」と語り「人数が増えた分、話の持っていき方のバリエーションも増えた。機捜の班ってはじけまくっているんですよ。キャストも個性豊かでマイペースだし。めちゃくちゃ明るいんだな俺たちって痛感しました」と振り返った。

平岡も「樋口さんのドラマも骨太で、機捜は軽快なコンビのユーモアを交えながらやっているんですけど、2つが混ざると新しいものが生まれるんだとわかりましたね。すごく樋口さんは真面目にやられているなと。監督も4人になって、毎話撮る人が変わると作品の雰囲気も変わるんだなと感じました」と話した。