俳優平岡祐太(38)が中村梅雀(67)、内藤剛志(67)のベテラン同学年コンビから結婚生活のアドバイスを受けた。24日、中村主演のテレビ東京系ドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」(27日開始、金曜午後8時)のオンライン記者会見にそろって出席。平岡は昨年大みそかに一般女性との結婚を発表していた。

中村は結婚前後の平岡について「平岡君は結婚前、この1年くらいからどんどん変わってきて。連ドラシーズンになってから随分くだけた天然さが出てきた。それがドラマにどんどん生かされている」と明かした。

夫婦円満の秘訣(ひけつ)については「夫婦というのはずっと円満なわけではなくて、いろんな山あり谷ありがあって、お互いに、あの時よく頑張ったねと言いながら歩く道」と説き「そこに子どもができたりとかいろんなことが出てくる中で男は何をすればいいのか。奥さんにしかできないこともあるから、男はひたすら奥さんの日頃の苦労をわかったうえで耐えて、努力して支えてあげる。男は支えてもらうのではなくて、支えてあげないといけない。我々昭和30年組は、肌で感じたことを撮影の合間とかに(若手に)話しています」と笑った。

平岡は自身について「(妻に)いろいろと反論してしまうタイプ」だといい、内藤から現場で「食卓は自分の意見を発表する場ではない」というアドバイスを受けたと明かした。内藤は「ちょっとしたことであったりとかは我慢しろと。奥さんは何かが起こった時でも世界でたった1人の味方」と力説。これには中村も同調し「自分のことを話す前に奥さんのことを聞いてあげること」と語っていた。

また、中村は今後の役者像についての助言も口にし「こんな役者になりたいという型を決めないで、どう育つんだろうということを楽しんで決めてほしい」とエールを送っていた。

今作は中村主演の単発人気ドラマ「機捜235」と、同じく警察小説の名手、今野敏氏原作の同局人気ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕」がコラボレーション。伝統の金曜8時枠の連続ドラマとして届ける。