タレントLiLiCo(52)が26日、都内で、TBSドキュメンタリー映画祭のアンバサダー就任式に出席した。

映画コメンテーターとして同局系「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)にも出演するLiLiCoは、ド派手なピンクのブーツ姿で登場。「私はですね、ドキュメンタリーが大好きなんです」。その魅力について「人間の生きざま、こういう風に考えているんだって刺激になる」と話した。

映画祭のアンバサダーに就任し、「『王様のブランチ』を担当させていただいて、自分で言ってぞっとするんですけど、22年がたちます。新人の俳優さんと話すと、『物心ついたときからLiLiCoさんがいた』と。もっともっと深く関われたらいいなとちょうど思っていたらアンバサダーにということで。いいんですか? よくなかったら来年はクビになるということですか? ここからずっとですか? ずっと務めさせていただいたらうれしい」とLiLiCo節で喜びを表現した。

自身が撮ってみたいドキュメンタリーを問われると「ふたつある」といい「私の人生も面白い。よく『忙しそうですね』っていわれるんですけど、その10倍忙しい。見せつけたい」と笑わせた。もう1つのテーマについて「テレビの裏側。ディレクターとかすごく気になる。どれだけ1本の番組を作るのが大変か。テレビって夢の箱だった。夢の箱に入りたいっていう気持ちで日本にきた。テレビ業界ではない人が見るとテレビの見方も変わるのでは。私が日本に来て34年で(テレビ業界も)変わりましたけどね。生放送のLiLiCoショーになるまでどれだけいろんな人が関わっているか」と語った。

同イベントでは、映画祭に出品されるラインアップも発表された。15作品の監督がプレゼンを行った。