西島秀俊が主演するテレビ朝日系ドラマ「警視庁アウトサイダー」(木曜午後9時)の第5話が2日に放送され、平均世帯視聴率が8・5%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・8%だった。

前回の世帯は9・9%、個人は5・6%だった。

「元マル暴オヤジ刑事」の架川英児(西島)、「秘密をひた隠すエース刑事」の蓮見光輔(濱田岳)、「やる気ナシ新人刑事」の水木直央(上白石萌歌)。警察組織の中で“アウトサイダー”の3人が、トリオで巨悪に立ち向かう物語。

◆第5話のあらすじ

「出頭して自らの罪を洗いざらい告白する…」。そう約束した“マル暴”時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)が何者かに射殺され、桜町中央署刑事・英児はショックを隠せない。藤原を殺した男が、光輔の父・梶間優人(神尾佑)の冤罪事件にからんでいることを直感した英児は、光輔から10年前の事件の全貌を聞きだす。

光輔によると、長野県警の生活安全部刑事だった優人がホステス殺人の容疑をかけられたのは当時、県警の会計係長だった折原大吾の証言によるところが大きいという。折原は、優人と被害者・歌川チカ(水崎綾女)が愛人関係にあったという根も葉もないデタラメを証言したのだ。殺された藤原もまた、別件で信濃一家を調べている最中、あるリストから折原の存在に行きついたと話していた。