元フジテレビアナウンサー河野景子(58)の次女・白河れい(20)が3日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた、節分会の特別追儺(ついな)豆まきに初参加した。

豆まき後、日刊スポーツなどの取材に応じ、フジテレビ系情報バラエティー番組「ぽかぽか」(月~金曜午前11時45分)の月曜レギュラーで芸能界デビューした1月9日当日に、芸能界入りを伝えていなかった父の貴乃花光司氏(50)に、手紙を送る形で報告していたことを明かした。

白河は、白を基調に、大きな花があしらわれた、あでやかな着物に、深紅の裃(かみしも)を着けて登場。NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演の大森南朋(50)音尾琢真(46)小手伸也(49)波岡一喜(44)松本まりか(38)と並んで、豆をまいた。隣だった松本とは笑みも交わし合い「最初、ごあいさつさせていただいて、その後は、もう、ずっと眺めていました。おきれいで…」と、松本の美貌に目を奪われていたと明かした。

「ぽかぽか」で鮮烈デビューしてから1カ月。「もうすぐ1カ月、たつんですけど…いきなりレギュラーで緊張も出来ないくらい、何も分からなかった。2、3週、やっていくごとに反省点…毎回、考えることも増えた。反省しながら次につなげようという感じで…必死です」と、激動の日々を振り返った。その言葉を裏付けるように、デビュー前日の1月8日に都内で開いた会見の際、緊張に揺れていた視線も、真っすぐ、凜(りん)としたものに変わった。

その会見時に、父に芸能界デビューを報告できていないことを明かしていた。17歳の誕生日の19年4月18日を最後に会っておらず「直接的に伝えられたら。人生1番のサプライズで喜んでくれたら」と語っていた。

その裏で、デビュー当日の同9日には手紙を書いて、送っていた。「お話は、していないですけど、デビューした日にお手紙は送りました」と明かした。返事はないというが「返事は返ってこない仕組みで…ずっと私が書いて、送ることはしているので。(デビュー当日に手紙で伝えたことで)筋は通していると思ってくれたらいいんですけど、自分としては出来ることはしたかな」と笑みを浮かべた。

女優として生きていくことを誓う中で、この日の特別追儺(ついな)豆まきは大きな刺激になったという。白河は「今日も、大河の方が横にいて圧倒されましたし。私も女優としてやっていきたい中で、大河ドラマというのは1つの目標でもあるので今後、日本舞踊なども習っていこうと思う。バラエティーのお仕事を頑張りつつも、演技のお仕事が出来るよう日々、努力していきたいと思います」と大河ドラマ出演を目標に掲げた。

その上で「何もかもが初めてというのは今年しかないので1つ、1つのことに丁寧に向き合って行けたら」と、あくまで地に足をつけて、新人として1歩1歩、着実に歩みを進めていく考えを示した。

 

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