元V6三宅健(43)が9年間務めたEテレ「みんなの手話」の番組ナビゲーターを、ジャニーズ事務所後輩のSnow Man佐久間大介(30)に4月からバトンタッチすることが8日、NHKから発表された。放送時間も月曜午後3時30分から金曜午前11時30分に引っ越しとなる。

三宅は局を通じ「V6のファンの方の中には、手話を始める方、手話通訳を目指している方もいらして、とてもうれしかったです」と番組の思い出を告白。「4月からは、佐久間くんがナビゲーターを引き継いでくれます。さらに幅広い世代の方々に、手話を身近に感じてもらえればうれしいです」と後輩に期待を寄せた。

佐久間も「僕自身、手話は全くの初心者。僕と一緒に一から覚えるような気持ちで、楽しく学びましょう。目標は、紅白歌合戦のステージで手話通訳することです!」と意欲をみせている。

番組は、都会の片隅にある小さなカフェの設定で、客の三宅が、店主役でろう者の森田明さん、店員役でろう者の那須映里さんらとの会話から、手話、ろう者の文化を明るく学ぶ番組。手話を学習する人を応援する看板ドラゴン「シュドラ」の声は黒柳徹子が演じている。

▽三宅健コメント

9年間、「みんなの手話」のナビゲーターとして、視聴者の皆さんと手話を学ぶことができて、本当に楽しかったです。V6のファンの方の中には、手話を始める方、手話通訳を目指している方もいらして、とてもうれしかったです。手話を通じてろうの方々とつながることで、僕たち自身の世界も広がるはず。ろう者への理解やろう文化が広まってくれたらいいなと思います。これから手話を学び始める方には、焦らずゆっくりと覚えていってほしいです。4月からは、佐久間くんがナビゲーターを引き継いでくれます。さらに幅広い世代の方々に、手話を身近に感じてもらえればうれしいです。

▽佐久間大介コメント

手話が出てくる少女漫画を読んだことがきっかけで、手話に興味を持ち始めました。耳の聞こえない女の子が主人公なのですが、その中で描かれていた手話でのコミュニケーションにすごく興味がわいたんです。収録初日は、とても楽しかったですね。まだまだ初心者ですが、ろう者の皆さんに手話が伝わるとめちゃくちゃうれしくて。ナビゲーターを引き継ぐ者として、これまで手話に触れてこなかった方にも、「手話ってこんなに楽しいんだ」と思ってもらえるようがんばりたいです。僕自身、手話は全くの初心者。僕と一緒に一から覚えるような気持ちで、楽しく学びましょう。目標は、紅白歌合戦のステージで手話通訳することです!