NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第90話が9日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、2014年6月。貴司(赤楚衛二)の短歌が好きだという秋月史子(八木莉可子)がデラシネを訪れる。史子は、持って来た自作の短歌を貴司に読んで欲しいと頼む。舞(福原遥)が店番をする中、貴司は史子の短歌を読み、よい歌をもらったとお礼を言う。すると史子は、突然涙を流し、人に見せるのは怖かったが、貴司の短歌を読んで、貴司になら自分の短歌を見せられると思ったと告白する。舞はそれを見守っている。

一方、五島から信吾(鈴木浩介)一太(若林元太)さくら(長濱ねる)らが物産展参加のため大阪にやって来る。

ネットでは貴司、史子、舞のやり取りが注目された。

ツイッターには「初対面のファンですけど、全然抵抗なく短歌を語り合う…」「舞ちゃん、心がざわついてる表情してたな。久留美ちゃんは気が付いてるみたいだけど」「舞ちゃん、嫉妬中ww」「初手家に来て作品見てもらって泣いて一緒にいる人に『奥様ですか?』。違ったら『良かった』。地雷臭しかしない」「眉毛が印象的な彼女」「さくらさんの飲み方が豪快で草…」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。