NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第90話が9日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、2014年6月。貴司(赤楚衛二)の短歌が好きだという秋月史子(八木莉可子)がデラシネを訪れる。史子は、持って来た自作の短歌を貴司に読んで欲しいと頼む。舞(福原遥)が店番をする中、貴司は史子の短歌を読み、よい歌をもらったとお礼を言う。すると史子は、突然涙を流し、人に見せるのは怖かったが、貴司の短歌を読んで、貴司になら自分の短歌を見せられると思ったと告白する。舞はそれを見守っている。

一方、五島から信吾(鈴木浩介)一太(若林元太)さくら(長濱ねる)らが物産展参加のため大阪にやって来る。

朝ドラ受けで、貴司、史子、舞の関係に博多華丸は「穏やかじゃないね…。秋月さん見る目が、目だけ笑ってなかった、舞ちゃん」と語った。そこで大吉が「もっと我々よりそわそわしている人がいる」と明かした。鈴木奈穂子アナウンサーがゲストのナイツ塙宣之の名前を呼んだが、大吉は「塙君がね、寝坊したそうです」と報告した。「今、向かっているそうなんでね、数十分後には到着します。どんな気持ちで車に乗っているのか…」と言うと、華丸は「穏やかじゃないね」と応じた。この日のあさイチは佐賀県特集だった。

塙は午前8時41分ごろにスタジオに到着。「すみませんでした」と恐縮しきりの様子だった。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。