ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2023」の準決勝が11日、都内で行われた。デビュー10年以内3537人のエントリーから、準々決勝を勝ち抜いた30人で争い、サツマカワRPG、カベポスター永見、寺田寛明、コットンきょん、ラパルフェ都留、田津原理音、Yes!アキトの7人が決勝進出を決めた。残りの23人は決勝前日に行われる「復活ステージ」に回り、1枠の決勝進出を目指す。

「キングオブコント2022」で準優勝したコットンのきょんは、司会を務めたアインシュタイン河井ゆずるから「流れが来ているのでは?」と問われると、「1個いっていいですか? (流れが)来ているなって思います」とすまし顔でふざけて笑いを誘った。芸歴1年目から同大会に挑戦していたといい「R-1には夢があることを証明します!」と宣言した。

準決勝を争ったのは、田津原理音、Yes!アキト、シモタ、本多スイミングスクール、サツマカワRPG、もりせいじゅ、村民代表南川、まりんか、カベポスター永見、コットンきょん、こたけ正義感、エルフ荒川、赤木裕、蛙亭イワクラ、ソマオ・ミートボール、きしたかのたかのピエロ、寺田寛明、ケビンス山口コンボイ、真輝志、やまぐちたけし、9番街レトロ京極風斗、徳原旅行、森本サイダー、ハマノとヘンミへんみ亮介、ラパルフェ都留、ヨネダ2000誠、清川雄司、トンツカタンお抹茶、二代目ちくわぶ、鈴木ジェロニモの30人。

決勝は3月4日、同3日開催の敗者復活を勝ち抜いた1人を加えた8人で争う。決勝ファーストステージで得点が高い上位2人がファイナルステージに進み、審査員の投票が多かった芸人が優勝。デビュー10年以内が出場資格。賞金は500万円。