歌舞伎俳優13代目市川團十郎白猿(45)の襲名披露巡業が4日、石川県小松市の團十郎芸術劇場うららでスタートした。公演前には市内でお練りが行われ、沿道には約5000人が集まった。

同劇場は、こまつ芸術劇場うららから改称、襲名披露公演がこけら落としとなった。小松市には今回の巡業公演でも上演される「勧進帳」の舞台となった安宅の関があるほか、同劇場大ホールは、團十郎の父で12代目團十郎さんが監修を務めるなど、成田屋と深いゆかりがある。巡業公演は27日まで15都市20公演で開催。