4月にデビュー15周年を迎える演歌歌手の走裕介(49)が20日、東京・港区の愛宕神社で新曲ヒット祈願を行った。

22日に同記念シングル「篝火(かがりび)のひと」(作詩・松井五郎、作・編曲・蔦将包)を日本コロムビアから発売する。

この日、同曲を作曲した蔦氏も同席し、社殿でヒット祈願した走は「以前、三代目コロムビア・ローズさんとデュエット曲(12年11月21日発売『5分5秒の二人』)のヒット祈願をやったことはあるのですが、走裕介、一人でのヒット祈願は初めてなので、今日はお願いをいっぱいしました(笑い)。1日も早くお礼参りができるよう、この新曲をヒットさせたいという思いを込めて、ご祈願させていただきました」と語った。

走は作曲の蔦氏に感謝した。「今度の曲はちょっと趣を異にして、いままでのような演歌・歌謡曲というよりは、ポップスに近いメロディーかなというのが僕の第一印象」。続けて「今はCDを売るのが大変な時代なので、100万枚が目標と言いたいのですが、まずは10万枚を目指して頑張っていきたい。そこでまた新たに『ありがとう』『感謝』を伝えていきたい」と意気込んだ。

4月1日の地元、北海道・網走市民会館を始まりに「15周年記念コンサート2023~15周年、感謝の唄旅!~」がスタート。全国で15公演を予定。