暦で吉凶を判断する「選日」の一粒万倍日、天赦日、寅の日が年に1度、重なる「トリプル開運日」の21日、芸能人が相次いで結婚を発表した。日が改まった時点から次々と報告されるゴールインラッシュに、SNS上は沸いた。

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俳優石井正則は50歳の誕生日のこの日、1歳下の一般女性との婚姻届を都内の区役所に提出した。98年8月に元女性お笑いコンビの女性と結婚も05年5月に離婚。09年5月には一般女性と結婚も13年10月に離婚しており、自身のYouTubeチャンネルで「10年ぶり3度目」と再々婚になることを自らイジった。所属事務所によると、相手は通っている立ち飲み店の常連で、元日に石井からプロポーズしたという。石井は94年、お笑いコンビ、アリtoキリギリスを結成して芸能界入り。コンビでの活動はすでにしていない。

◆トリプル開運日 暦で吉凶を判断する特殊な日「選日」のうち、一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)と天赦日(てんしゃにち)は物事を始めるのに良い日とされている。一粒万倍日は一粒のもみが万倍にも実る稲穂になる、天赦日は天が万物の罪を許す日という意味。それぞれ6日に1度、年に5回程度しか巡ってこず、両方が重なる日は“最強開運日”などとされる。さらに3月21日には、12日に1度の周期で巡ってくる吉日「寅(とら)の日」まで重なった。こうした日は年に1度程度しかなくトリプル開運日と言われる。