KinKi Kids堂本光一(44)が、ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(10月東京・帝国劇場、来年1月から福岡、大阪でも上演)に主演することが26日、分かった。05年公開の映画版では米俳優ジョニー・デップ(59)が演じたことでも知られる主人公のウィリー・ウォンカ役に挑戦する。

ロアルド・ダール氏が1964年に出版した小説が原作。ウォンカのチョコレート工場に5人の子供と家族が招待され、信じられないような驚くべき体験をしていく物語だ。71年と05年に映画化されたほか、13年からは英ウエストエンド、17年からは米ブロードウェーでミュージカル版も上演された世界的人気作品で、今回が日本版初演となる。演出は、東京パラリンピック開会式も手がけたウォーリー木下氏が担当する。

堂本にとっては18年初演の「ナイツ・テイル -騎士物語-」以来の5年ぶりの新作ミュージカル挑戦だ。「いくつになっても、新鮮な気持ちで新しい自分を発見できるのはすごく楽しいこと」と話し、「ある意味主役は子供たちなので、それを支える役ができるのはうれしい」と喜んだ。

シルクハット姿の特徴的なビジュアル撮影を終え、「メークにせよ…慣れないことが多すぎまして…疲れました」と笑った。「ウォンカは、絶対的にジョニー・デップのイメージがあると思うんですけど、全然違うものになると思っています。性別も関係ないような、ミステリアスに見えるといいのかな」と説明した。