昨年滝沢秀明氏(41)の後任としてジャニーズJr.の育成・プロデュースなどを手がけるジャニーズ事務所の子会社「ジャニーズアイランド」の新社長に就任した井ノ原快彦(46)が30日、取材に応じ、ジャニーズJr.の“22歳定年制”について言及した。21年1月に導入が公表されており、当初の予定通り31日から適用される。

自身の社長就任前から決まっていた制度ではあるが、井ノ原はあらためて「とてもいい制度だと思う。ある種の区切りがあるから頑張れるし、ジャニーズに入ったからってそれで安心しないでほしいという意味もあるし」と述べた。「まだやり直しがきく年齢。あの時あの決断してよかったって思えるような人生になってほしい」と伝えた。

現在東西ジャニーズJr.は総勢200人以上いる。グループに所属しているメンバーら、23歳以上でもJr.としての活動継続が決まっている者もいるが、今回実際に退所するタレントも「何人かはいる」という。「中には、僕と一緒に裏方の仕事を一緒にやりたいと言ってくれている子もいる。そういう意味ではそこが全ての終わりではなくて、一緒にみんなでジャニーズグループをもっと強くしていきたい」と願った。

また今月21日にアーティストをプロデュースする新会社「株式会社TOBE」を立ち上げた滝沢氏に向けてのエールを求められると「頑張って。体に気をつけてね、と思います。人間ドック行ってほしいです。体、大事です」と後輩を気遣うメッセージを送った。