昨年9月以降に複数回、不倫を報じられた声優の櫻井孝宏が31日、所属事務所を退所したことがわかった。所属元のINTENTIONが発表した。

事務所公式ホームページに代表取締役である鈴村健一氏と桑原敦氏の連名で「櫻井孝宏に関するご報告」として声明文を掲載。「櫻井孝宏の一連の報道につきまして、ご迷惑をお掛けしておりますことを深くおわび申し上げます。このたび、2023年3月31日をもちまして、櫻井孝宏との所属契約を終了することといたしました」とした。一連の不倫報道などが要因とし「弊社としても事態を重く受け止め、今後の活動について協議を続ける中で櫻井から退所の申し出があり熟慮を重ねた結果、本人の気持ちを尊重し、このような結論といたしました。長年にわたり応援してくださった皆さまには、このような突然の発表となりましたことをおわびすると共に、これまでのご支援に深く感謝申し上げます」とつづった。

最後は「今後、弊社の所属は離れますが、櫻井孝宏が周囲の方々やいただく仕事に対してより真摯(しんし)に向き合っていくことを心から願っております。重ね重ね、多くの方々へご迷惑をお掛けしておりますこと、謹んでおわび申し上げます」と締めた。

櫻井は「おそ松さん」のおそ松役や「鬼滅の刃」シリーズの冨岡義勇役などで知られる。昨年10月、既婚であることを隠して番組の放送作家の女性と交際していたことが「文春オンライン」で報じられたのに続き、今年1月にも「第3の元恋人」と主張する女性の告発などが報じられた。以降は声優や番組の降板が続いていた。