女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜午後10時)の第3話が26日に放送され、平均世帯視聴率が6・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。第1話から6・1%、6・4%だった。平均個人視聴率は3・8%。第1話から3・4%、3・5%だった。

波瑠は「水10」初主演で、同枠初の女性主人公。大手家電メーカー「ラクーン・エレクトロニクス」で営業部に勤めるOL速見穂香(はやみ・ほのか)を演じる。大手家電メーカーで営業神と呼ばれるほどのエリート社員だが、プライベートでは“汚部屋”で暮らすズボラ人間であるということを隠していた。

波瑠と初共演となる俳優高杉真宙(26)は、穂香と“お嫁くん”としてルームシェアをすることになる山本知博(やまもと・ちひろ)を演じる。穂香の同僚で、入社3年目の後輩社員。三人兄弟の末っ子で、個性の強い兄に溺愛されながら育ってきた過去がある。

第3話で、仕事は完璧だがズボラ女子の穂香と“最強の家事力”を持つ後輩の知博は、一緒に暮らすことを決め、新居へ引っ越す。嫁入りシミュレーションの結果、知博が“お嫁くん”として頑張れば頑張るほど、何もしていないことに居心地の悪さを感じるようになっていた穂香は、お金を出すことで自分が大黒柱になればいい、と考えたのだ。

そんなある日、穂香たちの新居に、いきなり山本家3兄弟の長兄・正海(竹財輝之助)が訪ねてくる。事情を知った正海は驚き、会社の上司とはいえ女性とルームシェアするなんて聞いていない、と弟を責めた。知博をかばおうとふたりの話に割って入った穂香は、あくまで同居人として一緒に暮らそうと誘っただけで恋愛感情はまったくない、と説明する。知博は顔に出さないが複雑な心境だった。

正海を見送るため、穂香は一緒に外に出る。そこで正海は、自分には弟を守る責任がある、と切り出し「あなたは知博の同棲相手としてふさわしくない」と穂香に言い放つ。そして正海は、穂香にある提案を持ちかける。