神木隆之介が主人公を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜午前8時)。幕末から昭和の激動の時代、愛する植物のために情熱的に生きた植物学者・槙野万太郎の波瀾(はらん)万丈な生涯を描きます。

第6週「ドクダミ」

東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へ足を運び、植物談議に花を咲かせる。野田から東京大学への紹介状をもらった万太郎は、次に名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)を訪ねる。佑一郎の叔父の家を下宿先として紹介してもらったのだ。しかし植物標本などの荷物が多いので捨ててほしいと言われてしまい、結局、自分たちで下宿先を探すことに。大八車を引いて東京の町をさまよう2人だったが、貴重な標本が入ったトランクを盗まれてしまう。そしてたどり着いたのは、ドクダミが咲く薄暗い根津の長屋。そこに住む愉快な仲間たちと共に、東京での新たな暮らしがスタートする。

◆第27回のあらすじ◆

東京の町をさまよう万太郎と竹雄。なかなか下宿先が見つからず途方に暮れる。さらには、神社でお参りをしている隙に、標本が入ったトランクを盗まれてしまう。質屋へ行くと万太郎のトランクを持った女(成海璃子)が現れ…トランクだけは取り戻せたものの、肝心の標本がなくなっていた。探し歩いた2人がたどり着いたのは、ドクダミだらけの長屋。そこにいたのは、トランクを盗んだ男(大東駿介)だった。