指原莉乃プロデュースのアイドルグループ、=LOVE(イコールラブ)や≠ME(ノットイコールミー)の各運営事務局が24日、各グループの公式ホームページで、コンサートを担当する演出家SEIGO氏について、今後演出家を変更することを発表した。

=LOVEの運営事務局は「=LOVEのコンサート演出を行っていたSEIGO氏の報道を受け、メンバー全員にヒアリングを行いました。結果、SEIGO氏から理不尽な内容で叱責されたことや報道にあるような容姿や人格を否定する発言が=LOVEメンバーに対してなかったことを確認いたしました」としつつ「一連の報道を重く受け、今後の=LOVEコンサートの演出家を変更することを決定しましたことをご報告いたします」と報告。「ファンの皆様並びに関係者の皆様にご心配をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。引き続き、=LOVEへの応援をよろしくお願いいたします」とした。

また、≠MEの運営事務局もメンバーにヒアリングを行い、「容姿や人格を否定する発言が≠MEメンバーに対してなかったことを確認いたしました」としつつ、今後のコンサートの演出家を変更するとした。

SEIGO氏をめぐっては、今月21日、演出を手がけていた乃木坂46の早川聖来(22)がNHKラジオ第1「らじらー!サンデー」で、「演出家のSEIGOさんって人がいるんですけど」と切り出し、「超“ドS”なんですよ。結構『死ね』とか、『ブス』とか『お前1人いなくてもいい』とか…」と明かし、「今回のライブのリハで、『沙耶香が事故ったのはお前らのせいだ』とか言われて…」などと発言していた。

これを受けて23日、乃木坂46の公式サイトでは「SEIGO氏本人及びスタッフ、メンバーに聞き取り調査を行った結果、SEIGO氏の言動や指導において、一部行き過ぎた点があったことを確認致しました」と報告。「掛橋沙耶香のステージ転落事故を引用して『掛橋沙耶香が落ちたのはお前らのせい』という発言を行った、という点につきましては、事実とは異なっておりました」とした上で、「SEIGO氏より辞任の申し出があり、当社と致しましても7月から開催予定の真夏の全国ツアー2023より、演出家の変更を決定致しました」と伝えていた。

また同日、SEIGO氏は自身の所属する会社の公式サイトで「メンバーの容姿に対する不適切な発言があったことを認めます」などと謝罪した。「『落下事故に対するメンバーへの責任転嫁をする発言』は一切しておりません」としつつ、「私は乃木坂のお仕事を離れますが、引き続き乃木坂46の応援をお願いいたします」とつづった。