一時的に活動を休止していた、韓国の6人組ガールズグループ「IVE(アイヴ)」の日本人メンバー、レイ(19)が活動を再開することが26日、分かった。同日放送のテレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」(金曜午後9時)に生出演する。レイを巡っては4月11日に、活動の休止が発表されていた。

4月11日には「レイは最近、胸のドキドキや息苦しさなどの体調異常症状を感じて病院を探して相談や検診を受け、治療と安定が必要だという医療スタッフの所見を受けました」とし「専門医療機関の所見を踏まえて、レイと十分な議論の後、健康回復のための一時的活動の中止を決めることになりました」と説明していた。

IVEは4月10日、韓国で初のアルバム「I've IVE」を発売。同日に記者会見を行ったが、レイは体調不良のためフォトセッションで退席していた。9日には韓国の音楽番組「ミュージックバンク」の収録のため、パリに滞在していた。その後の音楽番組は、レイを除いた5人で活動し、「Kitsch」「I AM」で合わせて9冠を獲得。今月にも5人で来日し、TBS系「CDTV ライブ!ライブ!」で、「WAVE」、「After LIKE」、「Kitsch」を披露していた。Mステで披露する「WAVE」は、31日に発売する初の日本EPタイトル曲。IVEが完全体でカムバックする。

同グループはIZ*ONE出身のユジン、ウォニョン、そしてガウル、リズ、イソ、日本人メンバーのレイの6人で構成され、21年12月に「ELEVEN」で韓国デビュー。昨年8月に発売された3枚目のシングル「After LIKE」は、ミリオンセールスを突破。10月に日本デビューし、昨年末の「NHK紅白歌合戦」に初出場した。

グループ名は「I HAVE=IVE」を意味し、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。