結成15周年の4人組男性ボーカルグループLE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)が、15周年記念コンサート「ビルボードクラシック ル・ヴェルベッツ 15th アニバーサリー プレミアムシンフォニックコンサート2023-アンコール-」を8月6日に東京・上野の東京文化会館大ホールで開く。3月に東京、4月に大阪のアンコール公演。

クラシックをベースにしたクラシカルクロスオーバー。メンバー全員が身長180センチ以上で、音楽大の声楽科卒というイケメンたちに聞いてみた。

宮原浩暢(43)は183センチ、東京芸大卒でバリトン担当。「水泳で小学校6年の時にジュニアオリンピックに出場して、将来のオリンピック選手を目指していました。でも、中学にはいってから記録が伸びなくなったんです。そんな時に中学の担任が、音楽をやってる時が一番楽しそうだねって。合唱の授業で大きな声で歌ってるのが大好きだったんです。それで高校受験の時に芸術科に入って、そこから芸大だけを目指して、1浪して入りました。今から思うと大変でしたね」

佐賀龍彦(42)は180センチ、京都市立芸大卒でテノール担当。「大学を卒業してから4年間、仲代達矢さん主宰の無名塾にいました。滝藤賢一さんとかが一緒でした。でも、厳しさにぶち切れて辞める人も、結構いました(笑い)。高校の1、2年までサッカーをやっていたんですが、将来を決める時に体を動かしていたのでミュージカルがあってるんじゃないか、やってみたいなと思ったんです。それでバレエと歌を始めて京都芸大でもやってたところ、基本に芝居があるなと。それで調べてみると、無名塾のミュージカル『森は生きている』のオーディションがあったんです。そこは落ちたんですけど、仲代さんから、お前は関西弁がどうしても抜けへんからあかんよって言われて。そこで関西弁をなおして、無名塾の塾生のオーディションを受けて入れました。2年前に脳梗塞をやって、そこから1年間リハビリ。今もリハビリやりながらだから、日々チャレンジですね。最初は右半身が全く動かなくなってしまったんですけど、徐々に戻って来ました。大変ですけどね」

日野真一郎(41)は181センチ、武蔵野音大卒でテノール担当。「僕は4歳からピアノをやっていたんですが、小学校の文集にはジャニーズになるって書いてありました(笑い)。中学校の時はブラスバンドのテナーサックスで、LUNA SEAとかビジュアル系のコピーバンドもやってました。高校でちゃんと声楽を習って、大学はピアノと歌、どっちで受けようかなと思っていました。でも、歌の方が言葉もあるし、自分の個性を出せるかなと思って声楽科に進みました」

佐藤隆紀(37)は180センチ、国立音大卒。「元フジテレビアナウンサーのカトパン、加藤綾子さんは同級生です。僕の同級生で大好きだっていうやつが、加藤さんを呼び出して愛の歌を歌ってました。なびかなかったですけどね(笑い)。やっぱりかわいい人で、目立ってましたね。僕はずっと剣道をやっていたんですけど、高校2年生の時に合唱部の先生から合唱部に誘われたんです。音楽の授業の試験で歌ったら、すごい良い声だって。そこから合唱部に入って、音大とかにも頑張ったら行けるとなって。好きだったんですね」

ル・ヴェルヴェッツはクラシックとポップスを融合したクラシカルクロスオーバーのグループだ。

「僕たちは、さまざまなジャンルを歌う。クラシックの発声というと、全部鳴らして、全部響かせて、全部大きい声という感じになると思うんです。だけど、クラシカルクロスオーバーは、ささやくような歌い方から、そして響くところは響かせるところまでだから。バイオリンの葉加瀬太郎さんとかクライズラー&カンパニーの“歌版”と思っていただけたら分かりやすいですね。フルオーケストラの前で、直立不動ではなく身ぶり手ぶり歌う感じです。コンサートのしゃべりとかはクラシックよりは、かなりくだけています。僕たちのやる曲は、一部はクラシックなんですけど、ミュージカルの曲もやりますし、気軽に見に来られるコンサートだなと思います。初めていらっしゃる方に、聞きなじみのある曲がたくさんあると、よく言われます。クラシックって敷居が高いと思われてるけど、それを15周年の僕たちの活動で変えていきたいですね」

【小谷野俊哉】

◆LE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ) 「身長180センチ以上、音楽大学卒」の条件のオーディションを経て2008年(平20)に結成。宮原浩暢(みやはら・ひろのぶ)は1979年(昭54)8月16日、静岡市生まれ。血液型A。佐賀龍彦(さが・たつひこ)は81年1月14日、京都市生まれ。血液型O。日野真一郎(ひの・しんいちろう)は82年6月27日、北九州市生まれ。血液型O。佐藤隆紀(さとう・たかのり)は86年2月5日、福島・喜多方市生まれ。血液型O。