女優草刈民代(58)が芸術監督を務める「ローラン・プティ オマージュ『INFINITY-プレミアム・バレエ・ガラ 2023-』」が7月31日、東京・新宿文化センター大ホールで1800人を集めて上演された。

2011年(平23)に87歳で亡くなったフランスの振付家ローラン・プティ氏は、来年に生誕100年。草刈は99年にプティ氏から「若者と死」の主役の死神役に選ばれ、プティ作品のレパートリーは11作品。09年のバレリーナ引退後は女優、プロデューサーとして活動してきた草刈は「“踊る表現者”としての私を作ってくれたのはプティ先生。『民代がやりたいことがあれば何でも協力する』と言ってくださった。この公演を才能豊かなダンサーとともに、プティ先生にささげたいと思います」と話していた。

プティ作品からは「枯葉」、「ザ・フォーシーズンズ」より「春」、「マ・パブロワ」より「レダと白鳥」、「ブルースと失われた時を求めて」より「モレルとサン=ルー侯爵」、「アルルの女」が上演された。

プティ作品指導にルイジ・ボニーノ氏を迎えた。中村恩恵氏はショパンのメロディーに振り付けた作品「エチュード」を提供。ファッションデザイナー丸山敬太氏が4作品の衣装を担当した。

◆草刈民代(くさかり・たみよ) 1965年(昭40)5月10日、東京・生まれ。7歳でバレエを始める。81年に牧阿佐美バレヱ団参加。96年(平8)に映画「Shall weダンス?」で女優デビュー。同作のの周防正行監督(66)と同年3月に結婚。99年ローラン・プティ氏の「若者と死」で死神役。09年4月プロデュース公演「エスプリ~ローラン・プティの世界」でバレリーナを引退。