俳優片岡鶴太郎(68)が5日、都内で行われた映画「カタオモイ」の公開記念舞台あいさつに登壇し、主演の丸純子(47)と「エロっぽく踊った」というからみシーンが全カットになったという撮影秘話を明かした。

夫に浮気をされて家出をした女性が、ひと回り年下の男性と恋をするラブストーリー。ヒロインが働き始める大衆食堂の料理人役を演じた鶴太郎は、丸について「実際お会いしてみて、明るいチャーミングな、かわいい女性」と話した。

丸とは、会った初日から濃厚なからみのシーンの撮影があったという。「いきなりからみっぽいシーンがあった。店のカウンターで肩をもんでいるうちにお互いがエロチックな盛り上がり方をしていくというのを監督が演出して、初日の1発目がそのシーン」。また「そのシーンだけで力が抜けちゃった。思い切り二人でエロっぽく踊ってやったんです。けっこう濃厚に」。

「それやっちゃったら吹っ切れて、その後のシーンがうまく撮れた。監督もそういう思いでやってくれたのかなと思った」と振り返り「試写を観たら全部カットになっていて」と大笑い。「つまり、後のシーンを撮りやすくするためのひとつのイベントだった」と苦笑いした。

いまおかしんじ監督(57)は「そんなことないです。バリバリ使う気で撮っていた。いろいろ編集の結果」と説明。鶴太郎は「あのままだったら、ちょっと違う作品になっていた。うまく引き算していただいて、スポンと切ってもらってよかった」と感謝した。

この日は、ダブル主演の細田善彦(35)、中村守里(20)、平井亜門(27)も登壇した。