女優泉ピン子(75)が17日、朗読劇「すぐ死ぬんだから」(19日から、桶川市民ホールなど)の取材会を都内で行った。
タイトルにちなみ「死ぬまでに仲直りしたい人」を聞かれると「ない!」と即答。「悔いなく生きてきた。この年になったら、毎日おいしいもの食べて平和に生きる。やり残したことはない」とし「朗読劇をやりたいと思っていたから、夢はかなった」と喜んだ。
この日は、21年に亡くなった脚本家橋田寿賀子さんを懐かしむ場面も多くみられた。老化現象で「人の顔と名前が覚えられない」とぼやきながら「『あれ』『これ』『それ』で通じた橋田先生が亡くなっちゃったから。それが通じないというのがさみしいわね」。さらに「終活もやめた。形見分けというのはある人たちにやった」とも明かし「夫に『もしボケちゃったらごめんね』と言ったら『大丈夫。ボケたもん勝ちだから心配ない』って。ありがたいわね」と話した。
作品は内館牧子氏の原作を朗読劇化。夫が倒れ、ある秘密を知った妻の心の動きを描く。昨年上演され、好評を受けての再演。この日は共演の村田雄浩(63)も登壇した。



