ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(19年に死去)から性加害を受けたと4月に実名で告発した、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(27)が、同事務所の会見から一夜明けた8日、都内の日本外国特派員協会で会見を開いた。

カウアン氏は、会見の中で「タレント達に罪はないです」と声を大にした。「僕が見てきたジャニーズのタレントは、どんな厳しい時でも笑顔で、ファンに夢を与える存在でした」と、かつて自らが所属したジャニーズ事務所のタレントを定義付けた。

さらに「僕自身、感謝している。エンターテインメントを教えてくれた、ジャニーさんを恨みきれないのは、グルーミングと言われてもある」と、ジャニー氏への、複雑な心中を吐露した。

カウアン氏は「日系ブラジル人の両親に生まれ、ルーツを守りたいと思った。過去は消えることがない…その責任からは逃げたくないが、出来るだけ未来を向きたい」と今後に向けた心境を語った。そして「人は誰でも失敗します。もう、生きたくないということも、いっぱいある。受け入れる許しではなく、ほどこしの許しで乗り越えていけると思う。日本、ブラジルを代表するアーティストとして帰ってきます」と宣言した。

そして「事務所が性加害を認め、謝罪し、補償を進めていくと発表したことで心が楽になった。社長が代わり、体制が一新する。世間の目が厳しくなる…僕から、これ以上、言うことはない」とも語った。