お笑いタレントのアントニオ小猪木(52)が20日、都内で行われた、昨年10月1日に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんの軌跡を追うドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」(和田圭介、三原光尋監督、10月6日公開)の完成披露試写会に出席した。

映画は、猪木さんが設立した新日本プロレス創立50周年記念企画で製作された。猪木さんに影響を受け、追い続ける人物が“旅人”として語るドキュメンタリー、ファン視点から描く短編映画、貴重なアーカイブ映像やスチールの3要素で構成される。

レッドカーペットを歩いて登場した小猪木は「元気ですかー!」と大声であいさつ。猪木さんとの思い出を聞かれると「最初に会った時の思い出があるんですけど」と前置きし、「イベントがあったんですけど、壇上に上がらせてもらって。猪木さんがマイクを渡してくれたんで、ものまねをやらせてもらったんです。終わって『アントニオ小猪木と申します、マイクお返しします』と言った瞬間に『せっかく出てきたんだったらものまねやってくれよ』って。全然、見てなくて。もう早速、猪木さんの天然ワールドを味わわせてもらった」と話し、会場の笑いを誘った。