日本テレビ系10月期日曜ドラマ「セクシー田中さん」(10月22日スタート)に毎熊克哉(36)、THE RAMPAGE川村壱馬(26)、前田公輝(32)、安田顕(49)が出演することが23日、分かった。
主人公のOL役を演じる主演の木南晴夏(38)と、同僚役の生見愛瑠(21)と恋愛を繰り広げる男性キャストとなる。
毎熊は、女性に対する偏見まみれの昭和脳を持ち、田中さん(木南晴夏)を「おばさん」呼ばわりする商社マン・笙野浩介(しょうの・こうすけ)を演じる。川村は、朱里(生見愛瑠)と一度寝た過去があるワケありの友人・仲原進吾(なかはら・しんご)を演じる。
前田は、合コンで出会った朱里を口説き中のチャラリーマンで笙野の友人・小西一紀(こにし・かずき)を演じる。安田顕は、田中さんの憧れであり、既婚者ながらすべての女性を愛するレストラン「Sabalan」のマスター・三好圭人(みよし・けいと)を演じる。
4人はそれぞれコメントも寄せた。毎熊は「原作マンガを楽しく読ませていただき、僕が20代の頃にダンススタジオで出会ったマッツンさんを思い出しました。彼は風貌も性格も非常に真面目な会社員で、僕よりかなり年上の普通の“オジサン”。マッツンさんと同じステージで踊る機会があり、本番中に僕は後ろから彼のソロパートを見ていて感動しました。完全に自分を解放して踊っているその姿は、とてもセクシーだった。本作で僕が演じる笙野という男はまだその価値観を知りません。早く教えてあげたい!原作からさらにブラッシュアップされた相沢友子さんの脚本を手に、これから現場に行く日々が楽しみです」。
川村は「何より漫画原作のため、よっぽど何か都合がない限り、漫画からそのまま飛び出してきたつもりで、一挙手一投足、そのまま演じたいと思います。容認できない行為も過去描写でありましたが、その後、チャラチャラ遊んでいるのかと思えばそうでもないのが個人的には好印象なキャラクターです。主演の木南さんはまだお会いできておらず、一方的に存じ上げているだけでどんなお方かまではわからないのですが、これからお芝居をご一緒させて頂くのが楽しみです。生見さんは、以前共演させて頂いたことがあるのですが、すこぶるお芝居がお上手だなという印象です。オンエアでも驚きました。とても貴重な環境だと思いますし、皆さんから日々吸収、勉強させて頂こうと思います」。
前田は「登場人物も魅力的で、田中さん自身が光を浴びて輝きだすことによって、その周りもどんどん人間味があふれてきて、周りも輝いていくというのが本当にすてきですし、ギャグセンスも高いので、声を出して笑っていました。小西は朱里ちゃんと出会った事で、電撃が走ったと思うんです。笙野への想いなど色々と抱えているものがあると思うのですが、一見してチャラリーマンなので、今回、僕自身はテンション高めで、今までさまざまなチャラい役をやらせて頂いたその経験を総動員して、まずは現場で笑っていただけるように努めます」。
安田は「ペルシャ料理店のマスター、ブレないチャラ男の『三好』という役です。セクシー田中さんがひそかに憧れる男性という、これまであまり演じることのなかったキャラクターを与えていただきました。木南晴夏さんとのベリーダンスでのセッション、楽しみです」とした。
同ドラマは芦原妃名子氏の同名漫画原作。昼はOL、夜はきらびやかな衣装で踊るベリーダンサーという2つの顔を持つ木南演じる主人公、田中京子を中心に、ある日、同僚に“二刀流生活”がバレてしまったことで2人に化学反応が起こり、新しい自分を見つけていくラブコメディーとなっている。