TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)で23日、ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題を受けて、大みそかのNHK紅白歌合戦への同事務所タレントの出演や、カウントダウンコンサートの開催について議論がなされた。

放送作家、コラムニスト山田美保子氏は「紅白はジャニーズ枠が半分になる説や、NHKがジャニーズ事務所からの出場辞退を待っている説もあります。紅白は白組の司会者がずっとジャニーズのタレントさんで、NHKも頼ってきたのは事実。カウコンはフジテレビで中継して、視聴率も13%くらい取っている」と、テレビ局にとってもジャニーズ事務所のタレントが大きな存在だとし「中継はしなくていいからカウコンを開催してほしいという声もあります」とした。

テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏は、紅白について「音楽に一番詳しいのがNHK。ジャニーズ(タレント)がいなくても代わるアーティストは探せる。そうじゃないとNHKは存在する理由がない。そうでしょ?」とし「ジャニーズ以外にもクエスチョンマークが付く人いる」と指摘した。爆笑問題の太田光に「誰ですか、それは」と聞かれると「CMの間に言います」と苦笑いした。