NHK大阪放送局は26日、10月2日スタートのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の追加キャスト2人を発表した。

戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さんがモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。趣里(32)がヒロイン花田鈴子を演じる。

新たに発表されたのはヒロインの最愛の人・村山愛助(水上恒司)の実家であり、日本有数の興行会社である村山興業の人々。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた社長・村山トミを小雪が演じる。朝ドラ初出演に小雪は「スズ子にとっては大きな壁となる存在ですが、トミの包容力やポジティブなエネルギー、母としての深い愛も表現できればと思っています」とコメント。さたに「クランクイン前には、激動かつ華やかな戦前から戦後にまたがる日本の音楽、芸能業界のお話をいろいろお聞きし、改めてこの時代を生きる方々の力強さを学ばせていただきました」とした。

東京支社長の坂口をメッセンジャー黒田有が演じる。朝ドラ初出演の黒田は「おかんが必ず観ていたのが朝ドラでした。今回お話を頂きましてうれしい反面、ものすごいプレッシャーを感じました。台本が覚えられるだろうかとかの不安もありましたが、何より他の出演者が豪華すぎます。私の役どころは、ヒロインとその恋人愛助さんを別れさせようとする役ですがその悪人に徹せられるか…」とコメントした。