NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~金曜午前8時)の第2話が3日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、アホのおっちゃん(岡部たかし)だけを、いつもタダで銭湯に入れてあげていることが気になった鈴子(澤井梨丘)は、ツヤ(水川あさみ)に理由を聞く。ツヤは銭湯を開いた初日のアホのおっちゃんとの思い出話をして、「義理と人情」だからだと言う。おっちゃんは最初の客で、看板も作ってくれたのだった。

自分も「義理」を返したいと思い立った鈴子は、親友のタイ子(清水胡桃)に義理を返すため、タイ子の片思いを成就させてあげようとおせっかいをする。タイ子からもうやめて欲しいと言われてしまうが、仲直りする。そして少女歌劇団のことを聞く。

あさイチはブギウギの最初の「ギ」のトーンなどが上がるか、下がるかといった「イントネーション問題」を取り上げた。鈴木奈穂子アナウンサーは「どっちですか問題ですけれど」と紹介。ナレーションを担当している高瀬耕造アナのメッセージを読み上げた。

「昨日はまさかの『アクセント受け』ありがとうございました。鈴木さんが『どっちでもいいんじゃないですか』って言ってましたが、はい、どちらでも構いません。アクセント辞典ではブギウギ、もしくはブギウギ(※注:イントネーションの違い)となっているので、私たちアナウンサーはとりあえずブギウギでいくことにしました。東京ブギウギのブギウギです。ドラマの現場ではみなさんがしっくりくるアクセントでそれぞれ読んでいただけるとありがたいとして、アクセントは決めていません。ちなみに、趣里さんはじめ現場はブギウギです。私もいずれブギウギと言っているかもしれません」。

博多大吉は「自由が一番、不自由なんですよ。なのであの、視聴者の皆さん決めてください」と呼び掛けていた。

同ドラマは109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。