嵐の二宮和也(40)が主演し、6日に公開を控える映画「アナログ」のタカハタ秀太監督(60)が3日深夜、X(旧ツイッター)を更新。2日に都内で開かれたジャニーズ事務所の2回目の会見に対する私見、持論をつづった。
タカハタ監督は「映画『アナログ』の公開に当たり、昨日のジャニーズ事務所の会見を見て、この時期、それに関する意見も述べず、ただ映画を宣伝するだけの自分の投稿リポストに違和感を感じるので個人的見解を述べます」とした上で、持論を展開した。
東山紀之(57)が、17日付で社名を変更し被害者補償が終わり次第廃業する「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と、1カ月以内に設立するとしている新エージェント会社の両社で社長を務めると発表したことについて「社長、同じ人でいいの?」と疑問を呈した。
さらに、新エージェント会社で副社長を務める井ノ原快彦(47)が「改めてファンと二人三脚で進んでいくべき。ファンクラブの公募で決めていきたい」と、新社名を公募すると発表したことに対しても「新社名公募…社内にそれ違うんじゃ? って止める人はいなかったの? とかホントに思いました。そのやり方に在籍タレントは振り回されてる感があるような気もしました。性加害は重罪です。断罪すべき。それを見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解で出来ないです」と、二宮ら所属タレントの心中をおもんぱかりつつ、会見で発表された内容について、痛烈に“ダメ出し”した。
さらに「こんな投稿するとちょっと前なら僕はジャニーズ所属の人ともう仕事は出来なくなったでしょう。干されていたと思います。でも僕はこれからも彼らと仕事をしたい。だからそういうの変えて行きましょうよ、メディアの皆さん、全てのエンタメの皆さん。今しかないですよ」と、私見を投稿するに至った心境をつづった。
映画の公開目前に、監督が主演俳優の所属事務所を痛烈に批判するのは異例で、今回の投稿は大きな議論を呼びそうだ。
「アナログ」は、ビートたけし(76)が17年に出版した小説の映画化作品。二宮は、手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟を演じた。波瑠(32)演じる、携帯を持たない美春みゆきと喫茶店「ピアノ」で偶然、出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をするという物語。