真木よう子が7日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「アンダーカレント」(今泉力哉監督)公開記念舞台あいさつで、41歳の誕生日を迎える15日を前に、一足早くサプライズバースデーを共演の井浦新(49)永山瑛太(40)今泉力哉監督(42)に祝福された。
真木はこの日、角膜ヘルペスになった左目を眼帯で覆って登壇。自身が演じた映画のメーンビジュアルが描かれたケーキの前で、41歳の抱負を聞かれ「英語をマスターしてハリウッドに行きます…出来れば。サプライズ、ドキドキしちゃうんで…すっ飛んだ」と笑った。
「アンダーカレント」は、真木にとって18年「焼肉ドラゴン」以来5年ぶりの映画主演作。04年8月から「月刊アフタヌーン」(講談社)で1年、連載された、豊田徹也氏唯一の長編漫画を、05年11月に単行本化から約18年の時を経て実写映画化した。真木は突然、夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人・かなえ、夫が失踪したかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男・堀を井浦、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探す探偵・山崎をリリー・フランキー(59)、突然失踪したかなえの夫・悟を永山、かなえと悟の同級生・菅野には江口のりこ(43)が演じた。
永山は、真木が行ったインスタライブを見たといい「インスタライブを見ていたら『YouTubeをやりたい』と言っていて、誰かに『瑛太とやれば?』と言われたら『あいつ、つまんないから嫌だ』と言っていた。YouTube、やるのじゃなく英会話を習って、ハリウッドデビューするのを楽しみにしています」と、独特の言い回しで祝福した。
真木は「瑛太が見てるって、知らなかった」と笑ったが、こうした柔らかい会話を交わすほど、2人の縁は深い。永山は、05年の映画初主演作「サマータイムマシン・ブルース」での共演を振り返り「真木ちゃんとは映画に初主演した時、会って、何年かに1回、共演できて、ご縁だなと」と笑みを浮かべた。悟を演じるに当たり「台本と原作を読んで、100%共感して演じきれるかというと不安があった」と不安があり、それは真木と江口との台本読みでも変わらなかったという。それが、真木と撮影現場で役として対峙(たいじ)して「かなえと向き合った瞬間、どうしてそういう言葉が生まれたとか、本質的に、どういう生き方をしてきたかが分かった気がする。表現者だけに100%、理解しなきゃいけないんだろうけど、理屈じゃなく体が反応した。目の前に、かなえがいて監督が受け止めてくれた」と真木に感謝した。
一方、真木も「瑛太なんかは、ずっとやって(共演して)いてくれて、多く出ない役でも出てくれて感謝。瑛太がいると、安心するので良かった」と笑みを浮かべた。今泉力哉監督(42)は、そんな真木が一緒に取材を受ける中で、永山の芝居について「世界に行けばいいのに」と評していたと明かした。



