英国のヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻が、契約を打ち切られた音楽配信大手スポティファイのライバルとなるオンラインオーディオ大手と新たな契約を結ぶ予定だと英エクスプレス紙が報じた。夫妻は、今年6月にスポティファイとの2000万ドルとされる契約を解消することで合意したと発表していた。英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住した夫妻にとって、スポティファイとの大型契約は重要な資金源だっただけに、経済的危機説も浮上していた。
同紙によると、夫妻はアマゾンが所有するオーディオブックおよびポッドキャストサービス「オーディブル」と交渉中だという。オーディブルは、オバマ元米大統領とミシェル夫人ら著名人が名を連ねており、情報筋によると妃が契約したロサンゼルスの大手芸能事務所が交渉に密接に関与していると伝えている。
夫妻は2020年にスポティファイと独占契約を結び、メーガン妃がホストを務めたポッドキャスト番組「アーキタイプス」全12エピソードと特別エピソードが配信されたものの、続編が制作されることなく契約が打ち切りとなった。契約解消後、スポティファイの幹部から「クソみたいな詐欺師」だと批判されて話題になった。一方で妃は、アーキタイプスの視聴者のためにこれからも別のプラットフォームでコンテンツを開発していくと、制作会社アーチウェルプロダクションの広報担当者はコメントしていた。
関係者が同紙に明かしたところによると、夫妻は自分たちとアーチウェルをマルチメディアプラットフォームで本格的なプレーヤーとして確立するために、体制を再構築し、方向転換の準備をしているといい、「新年には元気に登場することを期待している」と話している。スポティファイのダニエル・エクCEOは先日、「我々は新しい革命を起こす必要があると考えた」と述べ、妃の番組が視聴者から不評だった可能性を示唆していたが、新たなプラットフォームでリベンジとなるか注目される。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



