水谷豊が主演するテレビ朝日系ドラマ「相棒 season22」(水曜午後9時)の第2話が25日に放送され、平均世帯視聴率が12・8%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・5%だった。

前回は世帯が12・5%、個人が7・0%だった。

名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の杉下右京係長(水谷豊)。切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、閑職に追いやられた右京が、さまざまな事件解決に挑む人気シリーズ。寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が、前シーズンに続き相棒を務める。

◆第2話のあらすじ

阿佐子(栗山千明)が捜している失踪中の婚約者は偽名を使っていて、実は鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員だったことが判明する。鶴見は3年前、自ら志願して「微笑みの楽園」という宗教団体に潜入。しかし、その後、「微笑みの楽園」側に取り込まれ、懲戒免職になったという。公安部長は、保身のため、それを隠蔽(いんぺい)していた。美彌子(仲間由紀恵)が銃撃されたのは、その一件を掘り返そうとしたためと思われた。

公安と「微笑みの楽園」をめぐる一連の出来事に、ただならぬ闇があると感じた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、カギを握る鶴見の捜索を続行。すると、潜入捜査員としてさまざまな肩書を使い分けていたと思われる鶴見に、驚くべき秘密があることが見えてくる。