再整備のため10月末をもっていったん閉場する東京・国立劇場で26日、最後の舞台公演が行われた。

この日の歌舞伎公演「通し狂言 妹背山婦女庭訓」千秋楽で、大劇場、小劇場、国立演芸場で昨年9月から行われてきたさよなら公演の大千秋楽となった。

終演後、再び幕が開き、日本芸術文化振興会の長谷川眞理子理事長、出演者の中村歌六、中村時蔵、中村芝翫、尾上菊之助、河原崎権十郎、中村梅枝が舞台に並んだ。

長谷川氏は「すべての公演の大千秋楽です。こうしてさよなら公演を華々しく実施できましたのもお客様のおかげです」と感謝し、「数年後の再開場の際には、一層充実した公演をご覧いただけるよう努力していく所存です」と話した。閉場中は、都内各劇場で主催公演を行う。

最後に歌六が「長い間、大変お世話になりました。感謝と次なる2代目の国立劇場に希望と期待を込めまして」と話し、手締めの音頭を取った。

29日には閉場式典が行われる。