俳優高橋文哉(22)志尊淳(28)がダブル主演を務める、TBS系連続ドラマ「フェルマーの料理」(金曜午後10時)第8話が8日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が4・9%だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・8%だった。

同ドラマの原作は「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨(せっさたくま)し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく「料理×数学」で前人未到の世界に挑む、若きプロフェショナルたちの青春ストーリー。

第8話では、パリでの出店準備を理由に、海(志尊淳)はレストラン「K」の料理長をしばらく岳(高橋文哉)に託し、突然いなくなった。

給仕長の寧々(宮澤エマ)もなぜか出勤してこない。さらに、蘭菜(小芝風花)もしばらく休みを取りたいと言い出す。残ったスタッフたちは海、蘭菜、寧々の3人が不在の状態で店を回すことになる。

しかも、海の残した書き置き、そして「K」のスタッフの総意で、なんと料理長(シェフ・ド・キュイジーヌ)を岳が務めることに。海から引き継いだ「K」を守るにはさまざまな困難が待ち受けていた。