米ハーバード大首席卒業のバイオリニスト廣都留すみれ(30)は12日、テレビ朝日計「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。ドジャース大谷翔平投手(29)に球団が支払う契約金の97%に当たる金額が契約期間後に支払われることに、球団が本拠地を置くカリフォルニア州の会計監査官が問題視する内容の声明を出したことに、「このお金の使い方、多分(会計監査官は)意味わかんないだろうなと思う」と指摘した。

大谷は、球団と今年から10年総額7億ドル(約1015億円)の契約を結んだが、97%に当たる6億8000万ドル(約986億円)は11年目以降に後払いという契約。これに、カリフォルニア州の会計監査官マリア・コーエン氏が「税制において著しい不均衡が生まれている」と異例の声明を発表。議会に不均衡の是正を求めるとして、日米で大きな話題になっている。

今回、カリフォルニア州は約142億円の税収を失う可能性があると伝えられており、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「気持ちは分からなくもないですけど…」と水を向けられた廣都留は、「前例がないからルールもないですよね。節税だけでなくチームのためというお金の使い方が、多分意味分かんないだろうなと思っている」と指摘。「理解の範ちゅうを超えているから、多分、議会もどうしようもないのではないか」「コンセプトが分からないのではないか」と述べ、是正を求められた場合でも、議会側も苦慮する可能性に言及した。

また、3週連続で番組を欠席した金曜コメンテーター、タレント長嶋一茂(57)の代打で出演した早大ビジネススクールの入山章栄教授も、「今、野球に集中したいから、今はお金はいりませんいう感覚は多分、アメリカ人は分からないと思う」と指摘。かつて米国の大学に勤めていた経験に触れ「お金は関係なく、日本に帰りたいと思って帰ってきたが(米国の)同僚に話をすると『金が少ないのか』『もっと交渉しろ』『車をよこせとか言わないの?』みたいなことを言われる雰囲気。そういうところから見ると、節税行為のように見られるのでしょうね」と分析。通常の金銭感覚でははかれない大谷の納税事情について語った。