お笑いコンビ、スピードワゴン小沢一敬(50)が、芸能活動を自粛することを13日、所属事務所「ホリプロコム」が公式ホームページで発表した。

発表によると「弊社所属タレントのスピードワゴン小沢一敬に関して、ご報告いたします。小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました。出演を予定していた番組・イベント等の関係各位に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます」とした。

小沢の所属するスピードワゴンはこの日、静岡市清水文化会館マリナートで2回開かれる「爆笑!お笑いライブin清水」に出演予定だったが、12日、イベント運営会社の公式サイトで「明日出演を予定していた、スピードワゴンですが、小沢一敬の体調不良により、今回の公演をお休みさせていただく事になりました。楽しみにしていただいた皆様におかれましては、誠に申し訳ございません。何卒ご理解いただければ幸いです」と報告されていた。

現在レギュラーを務める中京テレビ「前略、大とくさん」(日曜午前9時55分)、BS Japanext「MリーグNo.1への道 BEAST ROAD」(水曜午後10時)、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」(隔週土曜深夜0時)の出演も見送る方向。また、相方の井戸田潤(51)は活動を続けるとみられる。

ダウンタウン松本人志について、昨年12月27日発売の「週刊文春」が報じた15年の一般女性への性的強要疑惑報道の中で、小沢は松本とともに行動していたなどと伝えられていた。

この件で松本所属の吉本興業は、報道を完全否定し法的措置を検討していくなどとし、8日に吉本は松本の活動休止を発表。松本から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい」旨の申入れがあったとした。

小沢も所属事務所が9日、公式サイトで「小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります」とし、「なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります。一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません」などと疑惑を強く否定していた。