タレント見栄晴(57)が、ステージ4の下咽頭がんを患い、活動を休止することを27日、発表した。

見栄晴は同日放送のCSフジテレビONE「競馬予想TV!」で、「今月18日に、のどの下にできる下咽頭がんの『ステージ4』という診断をされました。そのため来週入院し、抗がん剤や放射線を使った治療をすることになりますので、しばらくの間、大好きなんですが、この『競馬予想TV!』をお休みさせていただきたいと思います」と報告した。同放送をもって活動を休止し、治療に専念する。不在の間は、アシスタントの横山ルリカが進行を務める。

◆下咽頭がん 食べ物の通り道として食道につながる、のどの下部にできるがん。初期は自覚症状がないことも多い。その後、食べ物を飲み込む際に詰まっているように感じるなどの違和感から、進行するにしたがって、しみたり切られるような痛みを感じることも。他、咽頭の痛みが続いたり、のどの出血、耳の痛み、周辺のしこり、声の変化などの症状もみられる。初期症状が少ないことで、発覚時にはリンパ節などに転移しているステージ3、4のケースも目立つ。喫煙、飲酒との因果関係も強いと指摘されている。治療は放射線や抗がん剤による場合と、切除などの手術に分かれる。