伊藤英明(48)が、3日までにインスタグラムを更新。23年10月期放送の日本テレビ系連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの訃報を受け、自身が主演した「海猿」シリーズの原作者の漫画家・佐藤秀峰氏がnoteにつづった内容に反応した。
伊藤は「記事を読みました。『海猿』は僕にとって一生の財産です。いまだにありがたいことに『海猿』が大好きでした、と声を掛けて下さる方、手紙を下さる方、インスタグラムにメッセージを下さる方が沢山いらっしゃいます。」と「海猿」へのおもいをつづった。
さらに撮影当時、佐藤氏からもらったという直筆の色紙の写真を投稿し「約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています。撮影に携わった全員で過ごした時間も作品も自分の宝物です」と思いをつづった。
佐藤氏は、noteに「『映画は水ものだから企画段階では真剣に考えなくて良い』という編集者の言葉を真に受けていたら、ある日決まっていました。漫画家は通常、出版社との間に著作権管理委託契約というものを締結しています。出版社は作品の運用を独占的に委託されているという論理で動いていました。契約書には都度都度、漫画家に報告し許諾を取ることが書かれていました。が、それは守られませんでした」などと、納得できないまま「海猿」の映画化が決まっていたとつづった。
また「一度、映画の撮影を見学に行きました。たくさんのスタッフが働いていました。プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると『原作者? しゃべんなきゃダメ!?』と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました」ともつづっていた。
伊藤の投稿には、19年1月から23年12月まで、海上保安庁の「118番イメージモデル」を務めた、元AKB48でタレントの篠田麻里子(37)も反応。「海猿のおかげで海上保安庁官目指す方が増えたと凄い影響力でした 佐藤先生はじめ海猿作品に関わっていた皆様ありがとうございます 海猿大好きです」と「海猿」の影響力をたたえ、佐藤氏にも感謝した。