小芝風花(26)が主演するフジテレビ系「大奥」(木曜午後10時)の第4話が8日放送され、平均世帯視聴率が4・6%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から6・7%、4・7%、5・0%だった。平均個人視聴率は2・7%で、第1話から3・9%、2・6%、2・7%だった。

同局の連続ドラマとしては05年「大奥~華の乱~」以来、約20年ぶりに「大奥」が復活。愛憎渦巻く江戸城大奥を舞台に、将軍の愛を得ようともがく女たちの闘いを描く。小芝演じる素直で純真な皇族の娘・五十宮倫子が、10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚により正室として大奥に渡り、さまざまな試練と向き合っていく。

▼第4話あらすじ

五十宮倫子(小芝)は、お知保(森川葵)が徳川家治(亀梨)の側室になったことを知り、動揺する。家治が田沼意次(安田顕)に強要されて側室を持つに至ったことを知らない倫子は心中穏やかではない上、早速御渡りがあると聞かされ、ショックを隠しきれない。

そんな折、増上寺代参が行われることになる。松島の局(栗山千明)は「忙しい上様、御台様に代わって、奥女中たちが代参を務める」と切り出すが、倫子は御台所の大事な公務であるとし、自分も共に参ると発する。松島は御台様が出向くなど前例がないことだと反論するが、家治は倫子に「頼んだ」と言い、代参を認める。

倫子がお品(西野七瀬)を伴って無事に参拝を終えると、猿吉(本多力)が倫子の好物である白みそ煎餅を持って現れる。それは、お品が葉山貞之助(小関裕太)に頼み、特別に作ってもらったものであった。そして、倫子が茶屋で休んでいると、松平定信(宮舘涼太)に声を掛けられる。そこで、定信から“賢丸”という幼名を聞いた倫子は、定信がかつての幼なじみであったことを思い出す。そして、2人は幼い頃に戻ったかのように、江戸の町を散策して楽しんでいたが…。