女優奈緒(29)の主演演映画「先生の白い嘘」(三木康一郎監督)が7月5日に公開されることが21日、分かった。

人気漫画家・鳥飼茜氏の代表作で、累計部数100万部超(全8巻)の同名タイトル作が原作。

高校教師の原美鈴(奈緒)は親友の婚約者との関係を隠しながら教卓に立つ毎日を送っていた。だが、平穏を装った日常は担任の男子生徒の事件をきっかけに崩れ始める。自身の性に対する矛盾した感情や、男女間の性差に向き合う主人公の姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。

奈緒は「原作漫画『先生の白い嘘』と出会った時の衝撃を今でも覚えています。埋もれてしまっていた誰かの叫びが自分の耳を突き抜けていくような感覚でした。そして、その誰かの一人である"美鈴"として、この作品とともに苦しみ、この作品とともに闘うことを心に誓い出演をお受けいたしました」と作品との出会いや演じる思いを吐露。そして「社会の中で弱者と強者という構図は、今もなおなかなか無くなりません。いつかそんな言葉さえなくなり1人1人が"自分"を受け入れられる世界を切に願っております」とコメントした。

三木監督も作品の映像化に7年以上かかったことに触れながら「男女の性の格差や性被害を描いた原作は、男である私にとって、センセーショナルで、未知のもので、そして、思いもしない感情が渦巻いているものでした。今までの知識や感情は全て捨てて、原作に向き合い、闘い続け、完成させた7年でした」と語っている。