井ノ原快彦(47)が26日、テレビ朝日系主演ドラマ「特捜9 season7」(4月3日スタート、水曜午後9時)のクランクインを受け、コメントを発表した。

「警視庁捜査一課9係」時代から通算19シーズン目で、今シーズンで200話を突破予定。「ぜひ200回を見届けてほしい」とメッセージしている。

今回のテーマは多様性。中村梅雀(68)から、深川麻衣(32)、向井康二(29)ら加入3年目の若手メンバーまで、個性豊かな特捜班が多様性を増す事件に向き合っていく。捜査主任7年目、新時代のリーダー像を描いていく井ノ原は「“上の人”も部下も一緒に目標に向かって頑張ればいいんじゃないかと思う」。特捜班メンバーのきずなについて「みんなでしっかり輪を作っているのがこのチームの自慢」としている。

◆井ノ原快彦(浅輪直樹役)のコメントは以下の通り。

-「season7」がクランクインしましたが、今の心境を教えてください。

久々にスタッフさんや出演者のみなさんと会うと、身の引き締まる思いがします。クランクインしてから寒さが続き、雨も多かったのでスタッフさんは特に大変だったと思いますが、なんといってもこのチームは「9係」で出会って19年目。これだけ長く続いてきたシリーズだからこそ、チームワークで乗り越えていこう、という心意気を感じています。

-メンバーのみなさんと久々にお会いしていかがでしたか。

実は年末、(中村)梅雀さんの誕生会を開いてみんなで集まりました。特捜班メンバーはいうなれば“実家の家族”みたいな存在。会えない時期も、元気だったらそれでいいのよという気持ちで、お互いに思い合っています。この19年間、災害などが起きたときもみんなで連絡を取り合って無事を確認しあうことが幾度かありました。途中から参加したメンバーもいますが、年数は関係なく、みんなでしっかり輪を作っているのが、このチームの自慢ですね。

-「season7」は多様性がテーマ。第1話の脚本を読んだ感想を教えてください。

これまで何かと画一性を求められがちな時代がありましたが、元々はみんなバラバラ、つまり多様だったんですよね。それを“認め合う”のが、これからの時代にふさわしいんじゃないかな。僕自身、年下の人たちに「これ教えて!」と聞くことも多いので、今は年齢やキャリアなど関係なく、認め合い、助け合い、教え合う、そういう時代だと思います。この「特捜9」では、いろいろな世代の刑事たちがひとつのチームとして事件に立ち向かっていきます。あまりにバラバラすぎて被疑者にも驚かれるような特捜班ですが、互いに認め合っているからこそ、事件を解決できるんですよね。第1話は、特にそれが感じられるストーリーになっています。

-井ノ原さん演じる浅輪直樹は“時代に合った理想の上司像”を体現するキャラクターですが、演じるにあたって心がけていることはありますか。

僕は12歳でこの世界に入ったので、先輩方はいらしても上司にあたる人がおらず、理想の上司がどういう人物像なのかわからないところがあります。だからシンプルに、“上の人”も部下も一緒に目標に向かって頑張ればいいんじゃないかなと思うんです。ただ、楽しく頑張るためにはストイックさも大事。草野球も真剣にやるから楽しいわけで、何にせよ真剣に取り組むのは大前提。その上で“楽しくやろう”“笑っていこう”という思いを多くの人たちが上乗せしていくと、その現場が良くなっていくんじゃないかな、世の中もそうなっていけばいいなと思います。

-若手メンバーの深川麻衣さん、向井康二さんは新シーズンで加入3年目。変化を感じる部分はありますか。

2人とも長年続いてきた輪の中に加わるのは大変だったと思いますが、あまり気負わずスッと入ってきてくれたのが、とてもうれしかったですね。彼らの加入でメンバーの関係性が変わってきて、それが番組の勢いにつながり、いろいろな発見をもたらしてくれました。新シーズンではマイマイ(=深川麻衣)演じる由真のいいシーンがあったり、向井くん演じる三ツ矢と特捜班のからみが増えたりしていますので、2人ともキャラクターのさらに深い部分を見せてくれるんじゃないかなと期待しています!

-新シーズンで「9係」から通算200話の大台を突破予定ですが、長らく応援してくださっている『特捜9』ファンにメッセージを

これまでずっと応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます! ぜひ200回を見届けてくださるとうれしいです。また、「特捜9」は週の真ん中、水曜の放送で、残りの木曜、金曜を乗りこえなくてはならないときに、“明日はこんな気持ちで頑張ってみようかな”と思えるような“読後感”が味わえるドラマ。1話完結ですし、まだ一度も見たことがないという方もぜひ気軽に楽しんでいただきたいと思います。