お笑いコンビ、ペナルティのヒデ(52)が26日、都内で著書「なぜ、僕らはこんなにもサッカーが好きなのだろう」先行発売記念トークショーを行った。

発売は出版するベースボール・マガジン社の池田哲雄社長と焼き肉店で会食した際に「全力でこびました」と明かし「お店にサッカー選手の色紙がたくさんあって。『あの選手と知り合い、あの選手も』と中には知り合いじゃない人も2人くらいいましたけど、これだけつながりがありますよと。ぜひ検討いただけたらとお願いして。好きな言葉は『汗と努力は裏切らない』ですけど、まさに熱量、熱意が最終的に届いたのかな」と語った。

自身も千葉の名門・市船橋高サッカー部出身。「サッカーを続けていたらどうだっただろうなと思うときもある」としつつ「辞めた理由は今日分かりました。みなさんに会うためです」と語って笑いも誘った。

子どもたちにスポーツを勧める理由も語り「大谷翔平選手を見て野球やってとか、三笘薫選手を見てサッカーをやってとか。大事なことはサッカー選手になることではなくて、その時に培ったものが全部自分の基盤というか土台になってますので。支えてくれている人の存在とかにも気づきやすいので、そういうことかな」。

これまで小説などの出版経験はあるが、今回は秘話満載のサッカーエッセー。日本代表元監督の岡田武史氏や、同元代表の遠藤保仁氏との対談も収録している。「Jリーグができて30年たって、日本サッカーが本当に世界と戦えるようになってきました。今までのことをしたためておかないと、どんどんスピードが上がっていって、古き良き日本サッカーが忘れ去られてしまうんじゃないかと。子どもたちにも忘れないでいただきたいという切なる思いから出させていただきました」と力を込めた。

2人との対談については「共通点として『覚悟』という言葉を口にしていました」と振り返り「覚悟を持っていない人間がピッチに立つことを許されない中で、代表監督になると、良い話題だけが耳に入るわけではないし、国民の期待を背負って戦っている中で、プロとして、覚悟を持って日本のためにやることがどれだけ大変なことかを語っていただいているので。サッカーだけではなく日常生活でもそうしたことを感じ取っていただけたらなと思います」。

著書で得る印税で「サッカーの試合を見に行きたい」と語り、次作への意欲も口にした。企画では名前こそ明かさなかったが「アンダー世代の日本代表」との対談にも動いていたと明かし「あんまり取材とか受けない世代の人で、『ヒデさんのだから』ということで、この日のこの1時間だけということで時間をもらっていました。でもそこがちょうど(ダウンタウンの)浜田さんの番組のロケで。先に決まっていたので、諦めるしかなかった。また機会があれば、だいぶ下の世代ですけど、またお話を聞きたい」と語った。