女優山谷花純(27)が、カンテレ・フジテレビ系4月期「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜午後10時)に出演する。主演の杉咲花(26)演じる記憶障害の脳外科医・川内ミヤビを隣で支える森陽南子を演じる。芸歴約15年にして初の看護師役に挑戦する心境や現場の熱量、自身の目標などについて語った。

山谷は18年の劇場版「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」で頭を丸刈りにし、結婚を控えた末期がんの女性を熱演。ほかにも患者役を演じる経験は何度かあったが、「医療ドラマで看護師を演じるのは初めて」と明かした。「新たな景色を見せてもらっています」とほほ笑み、「役としてお芝居しつつ、患者さんの前に立つときはもう一枚フィルターを作る感覚。二重でお芝居をしている感じです」と語った。

同作は「脳外科」が舞台の医療ヒューマンドラマで、医療シーンのリアリティーを追求。医療監修者のサポートのもとキャスト、スタッフが一丸となり制作に当たっている。「毎シーン動き確認の後に、役としてのアプローチをディスカッションする時間が設けられています。いつも以上に小さな言葉にも目を光らせるよう心がけています」。

森陽南子は、主演の杉咲演じるミヤビが記憶を失う前から仲良しで、気を許せる存在。杉咲とは初共演で「距離を縮めているところ」とにっこり。自身の役柄について「ミヤビにとって居心地のいい距離感でいる女性。家族とも友だちとも違う、パートナー、良き理解者という役どころかな」と説明。「これから杉咲さんともっとお話しして、2人だからこそ成り立つ距離感や関係性を作っていきたい」と意気込んだ。

山谷は12歳でドラマデビューし、芸歴は約15年。「コード・ブルー」で鮮烈な印象を残し、近年ではNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や連続テレビ小説「らんまん」など話題作への出演が続く。今年1月期の日テレ系連ドラ「新空港占拠」では武装集団・「獣(けもの)」の一員、鶏の重原瀬奈役を務めた。

取材の最後には、昨年末に決めたという24年の目標を明かした。「全クールのドラマにレギュラーとして出演したい。今(1月期、4月期と)2本目まできたから、あと1回頑張りたい」と宣言した。

「年末にはそれがかなっていればいいなと思うし、かなわず終わっても達成感いっぱいの自分で過ごせていたらいいな」と笑顔で未来を思い浮かべる。「まだ3月なのに…もう年末のこと考えてる(笑い)」と柔らかく笑った。

◆山谷花純(やまや・かすみ) 1996年(平8)12月26日、宮城県生まれ。07年、エイベックス主催のオーディションに合格。翌年ドラマ「CHANGE」でデビューし、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」テレビ朝日「手裏剣戦隊ニンニンジャー」など出演。昨年、BSテレビ東京「親友は悪女」でドラマ初主演。みやぎ絆大使。