綾瀬はるか(38)が映画「ルート29」(森井勇佑監督、今秋公開)で主演を務めることが20日、分かった。
空っぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく様子を描いた不思議な感動ロードムービー。ひとりぼっちの主人公のトンボ役で新しい一面を開花させる。
同作は「こちらあみ子」で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作で多くの映画ファンを魅了した森井監督の新作。詩人の中尾太一氏の「ルート29、解放」(書肆子午線)からインスピレーションを受け、同作の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1カ月間旅をし、脚本を制作。主人公トンボが、大沢一菜(12)演じる風変わりな女の子のハルを連れて旅に出ることにより、奇妙な人たちとの出会いや、少しずつ深まるハルとの絆で感情が満ちていく。
綾瀬は「風のようにゆらゆらとしながら過ごしていたある時、風がわりなハルと出会い旅をして、その途中奇妙な人たちとも交わり、のり子の心に吹く風も表情が変わりはじめます。悲しみの一滴、喜びの一滴と空っぽのような心も少しずつ満たされ、ハルとの旅も終わりを迎えていきます。どこまでが現実で、どこまでが非現実か、ハルとのり子の不思議な旅、冒険をご一緒するように観て頂きたいです」とコメントした。
ハルを演じる大沢は森井監督のデビュー作「こちらあみ子」で主演のあみ子役を熱演し「監督とまた一緒にやれると聞いて”やったー”と思いました。綾瀬はるかさんと一緒だと聞いてさらに”やったー”と思いました! 撮影は暑くて大変でしたが、綾瀬さんと一緒にアクションごっこしたり、買ってきたチョコやお菓子を一緒に食べてくれて楽しかったです」。
森井監督は「綾瀬さんとは初めてのお仕事でしたが、ご自身のなかの宇宙が独特でおもしろい方だと感じました。その宇宙が、トンボという役をとても豊かなものにしてくれたのだと思います。綾瀬さんがあのときに生きたトンボという人間が、僕はとても好きです。生き生きとカメラの前に立ってくれたすべての出演者たちと一緒に、この映画を作れたことを誇らしく思っています」とした。



