宝塚歌劇団の花組一筋で、19年11月に花組トップに就いた柚香光が24日、相手娘役の星風まどからとともに、本拠地に別れを告げる。柚香らのサヨナラ公演「ミュージカル『アルカンシェル』~パリに架かる虹~」は2月10日に兵庫・宝塚大劇場で開幕し、3月24日に本拠地千秋楽を迎える。

作・演出は小池修一郎氏。ナチス・ドイツの占領下のパリを舞台に、フランスが生んだレビューの灯を絶やすまいと立ち上がったダンサーの生きざまを描き、柚香は天才ダンサーにふんした。

黒えんびにシルクハット、ジャズと多彩なダンスを披露。一本物ながら、ダンス場面はふんだんにあり、星風とのダンサー・コンビとしての本領も発揮。フィナーレではデュエット・ダンスでも魅了している。

タカラジェンヌとして最後の公演が幕を開けた2月10日、柚香は「皆さまとご一緒できる一瞬一瞬、1日1日を大切に過ごして参りたい」と誓い、熱い思いをのせて走ってきた。

柚香らは本拠地千秋楽の後、東京宝塚劇場公演を控え、東京は4月14日に開幕。東京千秋楽の5月26日をもって退団する。

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◆柚香光(ゆずか・れい) 3月5日、東京都生まれ。09年入団。花組配属。下級生時代から華やかな立ち姿、切れのあるダンスで注目された。15年台湾公演でオスカル。17年「はいからさんが通る」で外部初主演。19年東京で「花より男子」主演。同11月、明日海りおの後任として花組トップに就き、華優希とコンビ。21年、2人目相手娘役に星風まどかを迎えた。身長171センチ。愛称「れい」。