アルピニストの野口健氏(50)が9日、インスタグラムを更新。能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市を1カ月ぶりに再訪した様子をつづった。

地震発生当初から被災地に寝袋を届けるプロジェクトなどの支援を続けている野口氏。「1ヶ月ぶりに珠洲市に入りましたが、住宅街の中を歩くとほとんど歩いている人の姿を見ない。瓦礫も災害ゴミもそのまま。2ヶ月前に始めてこの街に来ましたが、その時に見た光景とほぼ変わらないまま」と現地の写真を複数アップして報告し、「未だ『被災地は被災地のまま』という現実を突きつけられた」と思いをつづった。

地元の被災者からは「珠洲では一般ボランティアの姿をまず見ない」「忘れられちゃったのかな」「公費解体がいつ始まるのだろうか。行政からは何も説明がない。これでは再建の目処すら経たない。先行きが見えない中で気持ちを保つのが難しい」といった声が寄せられたという。「津波の被害があったエリアを少し歩きましたが『シーン』という音が聞こえてくるほど静か。静かすぎる被災地のようすが全てを物語っているようだった」と、支援活動が活発ではない状況を記した。