沙倉ゆうの(46)が21日、インスタグラムを更新し、24年の代表作「侍タイムスリッパー」の演技が評価され、ニュージーランドで開催されたニュージーランド・アジア太平洋映画祭で「The Talent Actress」賞を受賞したと報告した。ともに訪問した主演の山口馬木也(52)が主演男優賞を受賞したことも、併せて報告した。
沙倉は「先週『ASIA PACIFIC FILM FESTIVAL NEW ZEALAND』にご招待いただき、ニュージーランドに行ってきました! そして、馬木也さんの主演男優賞と共に私もThe Talent Actress賞をいただきました」とつづり、トロフィーを手にしたツーショットを公開した。
「侍タイムスリッパー」は、京都で米作り農家を営みながら映画製作を続ける安田淳一監督(58)が脚本、原作、撮影、照明、編集、VFX(視覚効果)整音、タイトルデザイン、タイトルCG製作、現代衣装、車両、製作など1人11役以上を務め、わずか10人足らずのスタッフとともに製作。「自主製作で時代劇を撮る」という無謀な試みに「脚本が面白い!」と、日本の時代劇製作の中心地・東映京都撮影所が特別協力。
山口が落雷によって幕末から現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまい、140年後の現代を「斬られ役」として生きていく、会津藩士の武士・高坂新左衛門、沙倉は助監督の山本優子を演じた。沙倉は、製作スタッフの1人として実際に助監督も務め刀、小道具を管理し、製作中には製作費の一部として240万円を立て替えた。
沙倉は「映画祭関係者の皆さま ありがとうございました! 『侍タイムスリッパー』と私たちをニュージーランドに呼んでくれた関川さんは滞在中ずっとアテンドしてくださり、いろんなことを話してくれました。めちゃくちゃ楽しかったです」と感謝。「馬木也さんの事務所の社長の平山さんにも沢山お世話になりました 最終日の夜、ホテルにあるカジノに連れて行ってもらいました ありがとうございました!」と山口の所属事務所社長にも感謝した。
沙倉は今月1日にSNSを更新し、10月末に東映京都撮影所を退所し、同日から映画の企画製作、マネジメントを行う東京の会社アイエス・フィールドに所属すると発表。「4年間、東映京都撮影所で学んだ事や経験を大切にしながら、新しい場所でも、自分らしく歩みを進めていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とつづり、新たな一歩を踏み出している。
◆沙倉ゆうの(さくら・ゆうの)1979年(昭54)10月10日、兵庫県西宮市生まれ。小学5年で俳優を志す。浴衣のコンテストに応募したのをきっかけに、主催した京都の事務所に入り、05年にイベント用オープニングムービー撮影で安田監督と出会う。同作を短編にした、07年の同監督の短編「シークレットプラン」で、ともに映画製作に初挑戦。同監督が14年に設立した「未来映画社」の立ち上げにも関わり、同年の同監督の長編デビュー作「拳銃と目玉焼」で薄幸のヒロイン・ユキ役に起用された。17年の「ごはん」では、父が亡くなり、派遣社員として働く東京から京都の実家に帰り、米農家を継ぐことになった主人公ヒカリ役に抜てきされ、公開時には配給まで手がけた。



