元TBSアナウンサーで、同局の人気音楽番組「ザ・ベストテン」司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターとして知られる、久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため亡くなった。81歳だった。所属事務所「株式会社 オフィス・トゥー・ワン」が13日、公式サイトを更新し、発表した。

通夜・葬儀は「ご遺族のご意向により、近親者にて静かに執り行われました」という。

サイトには「【訃報】久米宏逝去に関するお知らせ」と題し、書面をアップ。同事務所は「令和8年1月1日、肺がんのため満81歳にて永眠いたしました。ここに謹んでご報告申し上げます」と報告し、「生前は、皆様より格別のご厚情とご支援を賜り、本人も深く感謝しておりました」とした。

また、書面には麗子夫人のコメントも掲載された。

全文は以下の通り

◇  ◇

久米は、最後まで“らしさ”を通したと思います。大好きなサイダーを一気に飲んだあと、旅立ちました。

まるでニュースステーションの最終回でビールを飲みほしたあの時のように。

自由な表現者として駆け抜けた日々に悔いはなかったと思います。

常に新しいことに挑み、純粋な心で世の中の疑問を見つめる人でした。

彼は若いスタッフが大好きでした。

楽しそうに他愛もない冗談を交わし合うひと時は、かけがえのない時間だったに違いありません。

そして何よりも、多くの皆さまに向けて自分の思いを偽らずに発信できること

が、彼の最大のモチベーションでした。

本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

久米麗子